2017年のこと

2017年内、あるいはせめて正月休みの間に書きたかったのだけどダメでした。ふだんから日記を書く習慣は大事ですね。

2017年は自分の中でだいぶ「わかってきた」年として、たぶん今後の当面の仕事において思い出深い年になる予感がしています。


ひとつめかつ最大のポイントは手探りながら「チームでのソフトウェア開発」を続けられたこと。チームのみんな始め、周囲の方々には感謝するばかり。 「って、書いてある本を読みました」という状態から、だいぶ実感を持って語れるようになった、ような気がします。

却ってうまく言語化できないことも増えたので、それを咀嚼するのは今年がんばりたいですね。


そしてそのチームをRubyWorld Conferenceで自慢できて本当によかった。

今年の基調講演は @kakutani さんだというのを夏頃に見かけて、ぜひそこで自慢したい! と発表応募したのですが、ほんと良い機会でした。

自分の話の翌日、完全にリラックスして聞いた角谷さんの話ももちろん良くて、とてもよいアーキテクチャパターンだなあという気持ちになりました。あ、そうそう私の「たのしい」連呼をもう少しカラフルに抽象化するとそういう感じ、という。たぶん。自分でもよく考えてみます。

自画自賛しながら言い換えると、そのアーキテクチャパターンのイチ実装として(A Storyだ)、やはりなかなかよいチーム活動を紹介できたのじゃないかな。

その後の @june29 さんのペパボさんのショートプレゼンでも話の内容の重なりがあったり、帰りのバスでも色々話ができたりと、よいイベントでした。

2018年もきっと参加したいです。


日々の仕事を「ナイスを伝えるメディアとしてポエム化する」という観点をお土産に貰ったものの、「ナイス」さをどう語ればいいかは難しく。そんなときに、福岡Ruby会議02での @snoozer05 さんの話の資料を見て、理解が深まった気がしました。メガネであり、ペンであり、言語であるけど、自身ではなくパートナーである、という。その「ナイスさ」を私自身が受け取ったぶんに色をつけて周囲に届けたり、またもらったりする、というのが私にとっての「たのしい」ヤツなのだなあ、と。

そういうのが繋がった気がして、とても嬉しくなったのを覚えています。


で、そういう話をまたチームのみんなとしつつ、コアチームのみんなとお隣チームといい感じに働いて大きめの施策をリリースできたり(この様子はまたどこかで語られると良いのだけど)、前述の角谷さんの話をチームで鑑賞会したりしながら2017年が暮れたのでした。


2017年といえば、モアナよかったですね。おじさんとしては素直に感情移入するのはなかなかこっ恥ずかしいですが。

And the call isn't out there at all. It's inside me.

( I Am Moana (Song of the Ancestors) )

私も『遠くへ旅をしてわかってきた』気持ちになった2017年でした。

2018年もよろしくお願いします。